羊子からの手紙 七十八通目 2014年12月号
12月も後半に差し掛かってきました。
25日（木）は毎年恒例のクリスマスライヴ。
私にとって一年を締めくくる大事なライヴです。
特別な時間にしたいと思います。
そして今年一年この手紙を読んでくださって本当にありがとうございました。
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目次
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1.今月の新曲「5月の空に」
2.エッセイichi「クリスマス・ライヴとアルバム制作のこと」
3.エッセイni「左足大股歩き」
4.エッセイsan「美味しいカフェ・オ・レ」
5.羊子の逆お悩み相談室 回答編
6.羊子の逆お悩み相談室 相談編
7.今月のガツンときた言葉
8.羊子LIVE
9.羊子のアンテナ
10.秋山羊子のアルバム購入方法
11.羊子へのメッセージ
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1.今月の新曲「5月の空に」
久しぶりにしっとりとした曲です。
今回は最初からウーリッツァーのようなぽわ〜んとした色のイメージだったのでキーボードで演奏です。
どんなことでもいいので感想をもらえると嬉しいです。
http://youtu.be/FwS-GPD8mjA（5月の空に）
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2.エッセイichi「クリスマス・ライヴとアルバム制作のこと」
体調を崩して辛かった時に音楽をよく聴いていました。
聴くといっとき楽になりました。音楽にとても助けられました。
そして気づきました。
音楽を作り歌っている自分はチャンスがあるんだって。誰かの役に立つ。
もちろんこれは簡単なことじゃないです。
けど挑戦したいな、諦めたくないな。
そう思います。
遠方の方はもちろんいらっしゃるのは現実的に無理ですが、気持ちとしてはこの手紙を読んでくださっている方全員に来ていただきたいです。
そんな強い思いが渦巻いています。
「アルバム制作のこと」
アルバム制作に向けてやっと動き始めました。
来年の1月から録音を始めます。今年の春頃に完成予定です。
今回は録音場所を何カ所かに分けてやります。
まずは1月に北海道へ行き録音する予定。
北海道へはライヴでは何度も行っていますが録音するのは初。
どんなものが録れるか私自身期待と不安があります。
経過は随時報告しますね。
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3.エッセイni「左足大股歩き」
最近の私の健康法。
左足を意識して大股で歩くことです。
そうすると便秘が改善されるそうです。
野口整体の本に書いてあったのですが、便秘の人は右足重心になるのだそうです。なので左足大股で歩くと
いいのだそうです。
効果の程ですが、いろんなこと（ツボ押しとかストレッチとか）を同時にしているので何が効いてるか確信がもてませんが、とりあえずそれなりに効果があります。
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4.エッセイsan「美味しいカフェ・オ・レ」
カフェ・オ・レにはまってます。
牛乳は今までほとんど飲まなかったのですが、最近なんだか飲みたくなって、カフェ・オ・レで飲むのが美味しく感じます。
インスタントでなくちゃんとした豆で入れた濃いめのコーヒーと、牛乳を半々で割ります。
よく牛乳の乳糖がアジア人は消化できなくて胃腸に負担だといいます。
私も今まで飲まなかったのは胃腸への負担を感じていたのもありました。
なので一日一杯までにして楽しんでいます。
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5.羊子の逆お悩み相談室 回答編
羊子の悩み相談とそれに対する回答を募集。翌月ナイスな回答を紹介するコーナー。
先月の羊子の悩みは、
「病院に行くと何ていうかますます病人になってしまうと感じます。あなたはどうやって病院と付き合っていますか。」
というものでした。
今回はお二方を紹介させてもらいます。
まずはyojikさん。
「私も病院得意ではないです。
いやですよね。。。
けど、私はけっこう「自分の体のことは自分がいちばんわかってるはず」
とは思ってないです。
一番わかってないんじゃないかと思ってます。
こうありたい、っていう思い込みが一番あるのも自分だし。
そんなことと関係なく体は存在するし、
自分は病気にならないと思ってる人ほど大病することもありますしね。
今では、わかってない、ということを受け入れるほうが
自分の体の声が素直に聞けるのではという心境にいたっています。
力づくで体を治すことなんてできない、というきもちが
体の細かな変化を早めに察知させてくれるのではという感じ。
（これはまさに整体を受けてて、体で実感したことです。）
で、なるべく病院にかかりたくないけど、かからなきゃならないなら
できるだけ信頼できるお医者さんを見つけたいものですよね！」
もう一方は元気武士衛門さん
お医者さんである元気武士衛門さんがとても誠実に語ってくださってるのがいいなぁと思いました。
「僕は逆にいつも病院ってどう思われているんだろうってよく考えてしまいます。
今回のテーマを見て、厳しい意見が沢山でるんだろうな、病院を毛嫌いして軽蔑している人も多いんだろうなとか、内心どきっとしました。ただの金儲けと思われているんじゃないかとか。
このテーマを突き詰めていくと医療の本質と矛盾する事も出てくるし、診療所の存在意義ってなんだろうとかふと考える事もあります。
インターネットで氾濫する情報の中に医学不要論、医者不要論を唱えているものがあったり、そのような本が最近よく出版されていることも知っているし、時々そのようなものを目にするとものすごく無力感を感じて落胆する事もあります。
ただし彼らの意見は一理あるとは思えても、それが全て正しいとは僕には思えない。そういう見方もあるんだと思って僕は知っておく、受け止める事にしています。
僕は大学病院を含む総合病院、診療所（開業医）のどちらも経験しているので、それぞれの問題点が見えるけれど、専門領域のみしか見ない医師が多かったり、患者さんを診ないで検査や薬の処方にばかりに走る医師がいたりするのは事実だし、患者さんの「心」を診るという気持ちがいつの間にか忘れられていることが問題なのかもしれません。
まず不要な検査、不要な処方を行いすぎていないかということは僕ら医師側が今一度見直すべき点だと思います。
ただ難しいのは病院によく来る人は何か検査や薬を強く希望する人が殆ど（やたらと検査好き、薬好きの人もいる）で、そうでない人はなかなか来ることはないということ。
今、日々忘れないようにしていることは、病気で弱ってわざわざ尋ねて来てくれた人に対して、自分の持っている知識を駆使して何か手助けしたいという気持ちでしょうか。その人に合わせたベストな選択を提示してあげたいというか。
最近は何とか少ない薬で済むように、病気が早く良くなるような日常生活や食事の仕方を提示してあげられるといいなあと思いながら診療をしています。混んでいる時はなかなかそこまで時間がとれないのだけど。
これは以前総合病院に勤めていた時に比べて圧倒的に今（開業医）の方がそういう気持ちが強いです。
以前は勤務医だったということもあったせいか、とにかくやらされている感も強かったし。
重症患者が来たらもちろん何とかしようと頑張ったけれど、常に毎日重圧とため息の毎日だったような気がします。 」
回答ありがとうございます！
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6.羊子の逆お悩み相談室 相談編
今月の羊子のお悩み相談ですが、
「最近わたしは人の名前が出てこなくなってきました。
例えば、お酒が以前より次の日に残るようになったとか、細かい字が読めなくなったとか、新しい事に挑戦しなくなったとか、etc.
ある程度の年齢になれば老化はどんどん顕著になっていきますね。
あなた自身はどんな老化を感じていますか？
そしてそれに対して何か自分なりの対策をしていますか？
教えてください。 」
回答お待ちしています。
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7.今月のガツンときた言葉
「冷たいようだけど、結局やってない人は本当にやりたいと思ってない」
先日の私の整体の先生がポロッとおっしゃった言葉。
時々耳にする言葉だけど、こういう言葉をきっかけに一歩踏み出せればいいのだと思います。
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8.秋山羊子LIVE予定
恒例のバースデイ・クリスマスLIVEは今年も鈴ん小屋で！
12/25（木）鈴ん小屋（東京・池袋）
12/26（金）RAFT（東京・東中野）
12/28（日）Next Sunday（東京・阿佐ヶ谷）
2015年
1/18（日）north marine drive（東京・渋谷）
この後しばらくLIVE休止予定です。
LIVE詳細はこちらからどうぞ。
http://www.hitsujilabo.com/live.html
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9.羊子のアンテナ
音楽編
MARTER(マーテル)「Song Of Four Seasons」
タワーレコードで試聴し一目惚れ。一瞬日本人だと気づかなかった。リズムがとても個性的でちょっとずらした感じが非常に気持ちいい。こういう日本人の人は珍しいなって。って思ったら留学や海外での活動が長かったみたい。何度も何度も聴けるかなりおすすめの一枚。
NICKELBACK「No Fixed Address」
こちらもタワーレコード試聴で一目惚れした。こんな人達がいたんだと感動してしまった。重心が低い骨太なロックをベースに魅力的なメロディーが非常に気持ちいい。知らないだけでまだまだ世の中には魅力的な音楽が溢れてるんだなぁと実感した。
Ole Borud 「Stepping Up」
オーレ・ブールードの新譜。前々作「シェイキン・ザ・グラウンド」が好きで何度も聴いていたので期待感があった。落ち着きが加わってとても良かった。小さい頃ゴスペルをしたいたみたい。その影響かな、メロディーセンス、ハーモニーセンスがいい。
読書編
パメラ・ドラッカーマン「フランスの子どもは夜泣きをしない」
この本はフランス式育児の本。特に育児に興味がなくても面白いと思う。人間関係の大事なことが書かれてあるから。自分の思い込みに気づかされる一冊。
お店編
日本料理「より道」
浅草でふらっと入った日本料理。けっこう年配の女性が切り盛りしている。作ってる人は奥で見えなかったけどたぶんご夫婦でやってるのかな。私は刺身定食、友人はうな丼を注文。かなり美味しかった。一つ一つの料理がとても丁寧でとても上品な味付けだった。ランチということもあって1000円ちょっとでとてもリーズナブル。ちょうど食べられない時期で辛い時だったのだけど、思いのほか食べられた。もう一度行きたい。
松屋コーヒー（名古屋）
大須でふらっと入ったのだけど、美味しくて感激した。どうやら昔からある老舗のよう。店内で飲んだ豆を購入しようと思ったらなかなかいい値段だった。けどその価値がある豆だった。また名古屋に行った折には行きたい。
TVドラマ編
「それでも、生きてゆく」
加害者と被害者を対等に描いててそこがとても良かった。普通のTVドラマと一線を画してる。瑛太、大竹しのぶが特に良かった。
映画編
デビッド・フィンチャー監督「ゾディアック」
アメリカで実際におきた事件を基に作られた映画。長めで集中力を要するけど見応え十分。最後の最後まで結末が見えないいドキドキ感が味わえてよかった。
デビッド・フィンチャー監督「ゴーンガール」
フィンチャー監督の最新作。こちらも2時間半ほどの長い映画。でも最後までしっかり引き込まれた。ベストセラーの映画化。きっと原作者は女性に違いないと思ったらやっぱりだった。
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10.秋山羊子のアルバム購入方法
『日々はありふれていて残酷で めちゃくちゃに愛おしくて時々ひどく退屈で でもうたいつづけていたい』（2500円）
『指一本で倒されるだろう』（2000円）
『ピラニアの棲む湖』（2300円）
『狂った手』（2000円）
ご購入方法：
1.下記メールフォーム又はメールアドレスまでアルバム名、枚数、お名前、送付先をお知らせください。
2.確認のメールを返信します。そこに代金の振込先をお知らせします。代金は銀行振込でお願いします。送料は何枚でも200円です。
3.ご入金の確認をしたら発送してメールにてお伝えします。
よろしくね。
mail@hitsujilabo.com
http://www.hitsujilabo.com/mail/mail.html
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11.羊子へのメッセージ
「羊子からの手紙」読んでくださってどうもありがとう。感想もらえるとうれしいです。メールアドレスの変更なども送ってくださいね。
メール：
mail@hitsujilabo.com
http://www.hitsujilabo.com/mail/mail.html
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「羊子からの手紙 七十八通目」制作・編集：秋山羊子／HITSUJI LABO
