羊子からの手紙 六十四通目

 

あっという間にもう10月末。今年もあと二ヶ月ちょっと。
退屈よりはずっとずっといいですけど早いですね。
数日前からさすがにストーブを出しました。
爽やかに年越しできるように毎日を精一杯楽しみたいです。
年内は11月に富山と京都に行きますよ。

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目次
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1.今月の新曲「羊子」
2.エッセイichi「三重パワー」
3.エッセイni「秋山羊子 クリスマス・ライヴ」
4.エッセイsan「カップ麺」
5.羊子の逆お悩み相談室 回答編
6.羊子の逆お悩み相談室 相談編
7.今月のガツンときた言葉
8.羊子LIVE
9.羊子のアンテナ「音楽編」「映画編」「読書編」「漫画編」etc.
10.ニュースichi「アルバム購入方法」
11.羊子へのメッセージ
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1.今月の新曲「羊子」
先月の新曲「アイ・アム・ア・バタフライ」「夕立」のみなさまからの感想ですが、
「アイ・アム〜」はロックを感じた方が多かったようです。
その通りです。(古めの)ロックへの憧れです。
「夕立」はけっこう感想がバラバラでした。何に注目をするかの違いでしょうか。
私にしてははっきりと物語性のある曲だったので物語を感じてくれた方も多かったです。
物語性のある曲をあまり作らないのは難しいからです。作ってもボツること多し。

 

そして今月は「羊子」です。
そう、「羊子」とは私の名前です。
遂に自分の名前の曲を作りました。
曲調的には古いブルースに影響を受けました。
どんなことでもいいので感想くださると嬉しいです。

 

http://youtu.be/ASTkMokwS0I (秋山羊子 - 羊子/YouTube)
http://hitsujilabo.tumblr.com/post/64678964315/2013-10 (Tumblr)
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2.エッセイichi「三重パワー」
先月は三重県は大紀町のHINOKIYAさんでライヴをしました。
最高にインパクトがありました。
何といってもラモさんのステージにやられました。
退屈せず且つ心に響くステージってそうそうない。
自分のステージの前にすごいものを観せられてしまった。
場合じゃない!
格好つけている場合じゃない!
非常にプレッシャーでした。
とにかくとっても大事なことを叩き込まれました。
そしてHINOKIYAさんのスタッフさんがみなさんよかった。
一人一人がちゃんと役割を楽しんでいる、そういう印象を受けました。
三重から帰ってきてしばらく三重パワーが息づいていました。
そう遠くないうちにまたもらいにいかなくては!と思ってます。
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3.エッセイni「秋山羊子・クリスマス・ライヴ」
さて毎年恒例のバースデイ・ワンマン・ライヴですが、今年は「秋山羊子 クリスマス・ライヴ~涙と笑いの蔵出し音楽会~」としました。
内容が大きく変るわけではないのですが、今回は会場がサンジャックから鈴ん小屋さんに変わるということもあって会場を生かしたライヴにしますよ。
ゲストに一昨年のバースデイ・ライヴで共演したさとこさん。
今年は余興あり。余興も本題と同様エネルギーを注ぎ込みます。
今から予約受付中です。予約してくれるとやる気は100万倍増します。
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4.エッセイsan「カップ麺」
最近カップ麺に少々はまってます。
2日に1回食べてます。
最近のカップ麺のレベルの高さに驚き、いろんなのを食べてみたくなってその衝動に勝てません。
つゆはほとんど飲まないけど、適当に区切りつけないと、とは思ってます。
一つ不満なのことがあります。
チャーシュー。
ゴムみたいな味。
チャーシューの美味しいカップ麺はあるのかな。
もちろんカップ麺に求めるのは酷だけど。
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5.羊子の逆お悩み相談室 回答編
羊子の悩み相談とそれに対する回答を募集。翌月ナイスな回答を紹介するコーナー。

 

先月の羊子の悩みは、
「人の死に向き合った時悲しむべきなのでしょうか。あなたはどうでしたか。」
というものでした。

 

今回はテーマが死ということで濃いものが多かったです。
無理して泣かなくてもいいのではという意見が多かったです。
で、毎度ながらご紹介する方を選ばせてもらいました。今回は尚更選ぶのをはばかられました。

 

そんな中お二方の回答をご紹介します。

まず山下スキルさん。とても明確だなと感心していまいました。こんな風に的確にスパン!と書けるってすごいな。

 

「父を亡くした時は泣かなかった。母を亡くした時は号泣した。
泣ける映画=いい映画じゃないのと同じくらいに、
泣いたから悲しみが深いってものではない。
それはその人と紡いできた縁の形や、その時の自分の環境や、
亡くなり方や、ふとした言葉や、いろんなことが重なって偶然に起きる。
羊子ちゃんが泣いてないから死を軽んじてるってわけじゃないと思う。
そして、悲しむべきだから悲しむものでもないと思う。
死の受け入れ方はいろいろあって、どれも正解じゃない。」

 

そしてもう一方は工藤由起子さん。お父さんの死に対する素直な感想がぐっときました。ほろっとさせられました。

 

「羊子さんは、「死」というものを
「普通の事」と受け止めているのでは?
人はいつか必ず死ぬものです。
だから、特別な事だと思っていないのかな。
泣く、という事は、「自分」が
かなり入っているのだと思います。
上手く言えませんが、「自分」の勝手。
「死」は当人のものだと思うのです。
涙が出るならそれもよし。
出なくても薄情な訳ではないですよ。

 

私は25歳の時に父を亡くしました。
その時には泣きましたね。
でも、今思うと、何も出来なかった
自分の情けなさに泣いたんです。
父の為に泣いたんじゃなかったのかも。
でも、ずっと大好きです(^^)」

 

回答ありがとうございます!
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6.羊子の逆お悩み相談室 相談編
今月の羊子のお悩み相談です。
「私が嫌いなことばで
「〇〇さんは相変わらず〇〇だなー」
というのがあります。これ結構嫌です。
自分でも気をつけないと使ってしまいます。
そうやって決めつけた方がたぶん楽だからだと思います。
もちろん「相変わらずステキだな」とかはいいのかもしれないけど、
だとしてもただ「ステキだな」でいいではないかと思うの。
なのにどうしてもレッテルを貼って決めつけてしまう。
これはやはりよくなくないですよね?
決めつけられるのって嫌だもの。
それとも潔癖すぎ?考え過ぎですか?」

 

回答お待ちしています。
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7.今月のガツンときた言葉
今月は二つあります。
一つ目はチャールズ・ブコウスキーの「考えるな、反応しろ」
ブルース・リーの「考えるな、感じろ」も好きだけどこっちもさらに一歩踏み込んだ感があっていいなぁって。

 

もう一つは今月のお悩み回答で妙に糸を引くように印象に残った一節です。
くださったのは宅嶋淳さん。
「母が乳がんになった時、僕に言いました。
「わたしね、自分の役割は済んだと思ったとよ」「やけん、死ぬのは怖くない」
僕は、そうね、としか言えなかったけど、そういうことなのかな。」
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8.次回の羊子LIVE
11/4(月祝)nowhere(富山)
11/6(水)ネガポジ(京都)
11/17(日)鈴ん小屋(東京・池袋)
12/13(金)STAX FRED(東京・新高円寺)
12/25(水)鈴ん小屋(東京・池袋)クリスマス・ライヴ
LIVE詳細はこちらからどうぞ。
http://www.hitsujilabo.com/live.html
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9.羊子のアンテナ
音楽編
マディ・ウォーターズ「ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ」
ブルースの名盤ということらしい。本当にそうだった。最初は夜のバー的雰囲気に入り込めなかったのだけどだんだんとはまっていきました。CDに合わせて毎日踊るのが最近の日課。おかげで体の調子がいい。

 

漫画編
「ブラックジャック創作秘話」
これは、もの作りする人は読むべき作品。睡眠というか生理的欲求をここまで抑えることなんて普通の人はできません。私はできません。

 

お店編
「MORI COFFEE」
三重に行った時、ライヴの主催をしてくれた垣内さん親子に連れて行ってもらった珈琲屋。モリコ式という独特の入れ方で入れてくれる。家でもやってみたら、柔らかな味になるから不思議。

 

「雑穀菜食ごはんのおみせ  はなうた」
こちらも垣内さんに連れて行ってもらった松阪のカフェ。絶対知らないと辿り着けない場所にある。住宅地の中にある。私は話することに夢中でちょこっとつまんだだけだったけどすごく美味しかった。野菜オンリーの定食。女性オーナーさんの人柄がすごくよかった。食べものにも投影されてた。

 

「ECLIN」
地元高円寺のパン屋。半年前ぐらいにオープンした。ラムレーズン餡子のパンはとびっきり美味しい。3回ほど買ったけど、誠実なパン屋だなって思った。オープン工房になっていて作ってるのがみれるのもいい。

 

「ノラカフェ」@富山
横浜の白楽から移転したノラカフェ。まだ行ってませんが富山ライヴの折には行く予定です。


その他編
「カフェヨガ」@nowhere
さてこちらも未体験なのですが富山nowhereで定期的にやってるみたい。写真みたらワクワクしました。nowhereでヨガやったら思いっきりヨギーになりきっちゃいそうです。
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10.ニュースichi「羊子のアルバム購入方法」
『日々はありふれていて残酷で めちゃくちゃに愛おしくて時々ひどく退屈で でもうたいつづけていたい』(2500円)
『指一本で倒されるだろう』(2000円)
『ピラニアの棲む湖』(2300円)
『狂った手』(2000円)
ご購入方法:
1.下記メールフォーム又はメールアドレスまでアルバム名、枚数、お名前、送付先をお知らせください。
2.確認のメールを返信します。そこに代金の振込先をお知らせします。代金は銀行振込でお願いします。送料は何枚でも200円です。
3.ご入金の確認をしたら発送してメールにてお伝えします。
よろしくね。
mail@hitsujilabo.com
http://www.hitsujilabo.com/mail/mail.html
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11.羊子へのメッセージ
「羊子からの手紙」読んでくださってどうもありがとう。感想もらえるとうれしいです。メールアドレスの変更なども送ってくださいね。
メール:
mail@hitsujilabo.com
http://www.hitsujilabo.com/mail/mail.html
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「羊子からの手紙 六十四通目」制作・編集:秋山羊子/HITSUJI LABO

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