羊子からの手紙 六十通目
朝起きたらすぐにクーラーいれたくなる。そんな季節になりました。
今のところ夏バテはしてません。
最近思うことなのですが、やりたいのだけどその時は無理でも気がついたら実現してることがあります。
もちろん実現しないこともあります。
でもだからこそ何をしようかと考える事は大事だと今更ながら思うようになりました。
そんなことを考えるきっかけにもなってるこの手紙。
私にとって大切なものです。
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目次
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1.今月の新曲「ようこそ おめでとう」
2.羊子の逆お悩み相談室 回答編
3.羊子の逆お悩み相談室 相談編
4.今月のガツンときた言葉
5.エッセイichi「うるさいひと」
6.エッセイni「もうすぐ北海道ツアー」
7.エッセイsan「松田聖子」
8.羊子LIVE
9.羊子のアンテナ「音楽編」「映画編」「ドラマ編」「読書編」「食べもの編」「お店編」
10.ニュースichi「アルバム購入方法」
11.羊子へのメッセージ
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1.今月の新曲「ようこそ おめでとう」
先月の新曲「キッス」はアカペラ4声ならではの快楽を感じてくれる人が多くて嬉しかったです。
ライヴでは普通に独りやってるのですが、背後で3声が聴こえます。
聴いてる人にも聴こえてればいいなー。
今月の新曲は
「ようこそ おめでとう」
今までの路線とちょっと違う？かもです。
ある時ふとテーマのリズムが降ってきました。
そしてそれがずっとしつこいぐらいに頭から離れなくて離れなくて、
「わかった、わかった曲にするから」
という感じで曲を作りました。
聴いてもらって純粋にどう感じたか知りたいです。
秋山羊子 - ようこそ おめでとう
http://youtu.be/B9ykhcgWsAc （YouTube視聴）
http://hitsujilabo.tumblr.com/post/53188706229/2013-6 （tumblr視聴）
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2.羊子の逆お悩み相談室 回答編
羊子の悩み相談とそれに対する回答を募集。翌月ナイスな回答を紹介するコーナー。
先月の羊子の悩みは、
「私は"やっぱり人間"です。先をみすえて予定を立てて実行していくことにストレスやプレッシャーを感じてしまいます。私には覚悟が足りないのでしょうか？あなたはどうですか？」
というものでした。
今回もかなりいろいろとお返事をくださって、なるほどーって独りうなずき気持ちが軽くなるのを感じました。
予定を立てるのが苦手という方が案外多かったです。
そして周りにそれをフォローしてくれる人がいるから大丈夫だという意見も多かったです。
全員のご紹介したいけど今月も私の独断とフィーリングで一人だけご紹介しますね。
以下こまりさんの回答です。
「羊子さんのお母さんっておもしろいね。
似たような人が私のまわりにも何人かいるけど、そういう性格だから、仕方ないね（笑）と私は笑って許せるタイプなんですけど、私自身は計画立てて実行に移せるタイプです。
予定をたてて実行にうつせないのは、本当に何も考えてない思いつきの人か、何個か予定があって全部完璧にこなせないと嫌な人なのでは？と思うのですが。
前者だったら、周りにしっかりした人が1人でもいればOK。
後者なら、予定をいっぱい詰め込んで、優先順位で2、3個実行できればOK
なんてどうでしょうか？
全部予定が達成できると気持ちいいし、意外とやらなくてよかったって、必要なことだけに時間が使えるので、無駄がなくてよいかな〜と。
そんなふわっとした回答ですが、参考になれば幸いです(^.^)」
まるでこういう時はこうすればいいみたいなどこか方程式のような明快さでいいなぁって思いました。
私はこまりさんの言う「何個か予定があって全部完璧にこなせないと嫌な人」のふしがあるかもと思いました。
欲張りだなーって思いました。
回答ありがとうございます。
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3.羊子の逆お悩み相談室 相談編
今月の羊子のお悩み相談です。
「お悩み、と言うほどでもないだけど、
ある外国のお相撲さんが「日本人はすぐスイマセンスイマセンだ」と言っていた。
常々私も気になってます。
バスで降りる時も「すみません降ります」と言います。
これはそれほど変でもないけど、謝る必要はない。
喫茶店で水を注いでくれた時も「あ、スイマセン」と言う。
これはありがとうと言うべきなのに。
つまりスイマセンという言葉がありがとうという意味も含まれてるということだよね？
とにかく抵抗があるの。スイマセンを連発するの。
けど何か使わないと自分が威張ってる気もしてくるの。
何か手だてはないのかな？」
回答お待ちしています。
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4.今月のガツンときた言葉
秋山羊子がおおおーっと衝撃を受けた言葉を紹介します。
日々ぐらつきそうな気持ちをぐいぐいっと整えてくれたり、カツを入れてくれたり、リラックスさせてくれたり、言葉の力ってすごいなぁって思います。
角田光代さんの小説「対岸の彼女」の中に出てきたフランク・シナトラの名言「 観衆の心を とらえる方法はひとつしかないそれは誠実かつ謙虚な姿勢で観衆に訴えかけること」
最初はそれ程ガツンとこなかったというか、ふふーんって感じである種反感すら覚えたのだけど、その後何だかやけに気になってじわじわっときたの。鈍痛のように。
ということで今月はガツンというよりじわじわきた言葉です。
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5.エッセイichi「うるさいひと」
京都、神戸、大阪、名古屋、三重と行ってきました。
今年はやはり体力がアップしたのでだいぶん余裕がありました。
以前はステージが終わると同時にガス欠だったのが、今は終了後もお客さんと話が出来るようになりました。
ただ今回痛感したのが声の持久力がないということ。
普段からもっと長時間本気で歌う練習必要だと感じました。
戻ってきたばかりですが、近いうちにまた関西や東海へ行きたい。
もっともっと歌いたい、そう思いました。
でももちろんやるからにはいいライヴにしなきゃ嫌です。
いいライヴはわたしだけがんばっても出来ることではありません。
音楽だからPAは重要。
そのことを今回ツアーで思い知りました。
私の歌は繊細です。というかたぶん100音楽があれば100通りのPAのやり方があります。
私の音楽をより快適に聴いてもらうために努力します。
うるさいひとになる覚悟ができました。
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6.エッセイni「もうすぐ北海道ツアー」
来月7月は地元北海道ツアー。
今回は島崎智子さんと一緒に行きます。
関西弁ばりばりの島崎さんを北海道の方はどんな風に迎えてくれるのか楽しみ。
いい旅にしたいです。
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7.エッセイsan「松田聖子」
人の夢の話ってあまり興味ないと思うのだけど、最近夢にいろんな人が登場する。芸能人、有名人も多い。
何でこの人が出てくるの？？？って思う。
一昨日は松田聖子
松田聖子の歌は好きだけど何で今この時に出てくるのか意味不明。
皆もこんな風に賑やかなのかな？夢に出てくる登場人物が。
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8.次回の羊子LIVE
6/29（土）ボブテイル（東京・池ノ上）
～秋山羊子・島崎智子 ～だってお馬鹿じゃないもの～ 北海道ふたりツアー～
7/6（土）Japanese Kitchen ぼうけん（倶知安町）
7/7（日）なまらや（小樽）
7/8（月）リブ・ギャラリー（札幌）
7/9（火）くう（札幌）
LIVE詳細はこちらから。
http://www.hitsujilabo.com/live.html
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9.羊子のアンテナ
音楽編
サウザンド・フット・クラッチ「Flame in All of Us」
名古屋から三重県松阪市のマクサまで送ってくださったIさんが車でかけてて気に入って入手。クリスチャンロックというカテゴリーに分類されてる。ニルヴァーナを彷彿させる重たさとAC/DCのようなスッキリ感。背後に匂うかすかなインテリ感。何となく夏向き。
ダフト・パンク「ランダム・アクセス・メモリーズ」
最初の一聴は、どこかマンガチックというかテクノというかあぁ私のマークしてないジャンルかもって思ってちょっと遠くから眺めるように聴いてたのだけど、だんだんハマっていった。よいのよ。これが。いいアルバム。知らなかったけど日本でも好きな人けっこういるみたい。
映画編
「アルゴ」
これは、脚本の力が発揮された顕著な例。事実を基にしてる。事実は小説より奇なりっていうけど本当だと思った。ぐんぐん引き込まれてあっと言う間に終わってしまった。主演＆監督のベン・アフレックが抑えた演技でいい。
ドラマ編
「24 -TWENTY FOUR-」
今更ですが、人気の海外ドラマ。最近の私の娯楽。のんきな私にはこういう危機迫る緊張感があるものを観るとあぁ、私も激しくいきたいっと思い程よい刺激になる。
読書編
木皿泉「昨夜のカレー、明日のパン」
気楽に読めるわりに、言葉が残る本だった。どこかいつもボーっとしてる人なんだけどポロっと出る一言が妙に気になる。そんな手触り。木皿さん脚本のTVドラマ「すいか」も面白い。
食べもの編
＊＊食品「無肥料納豆」
この納豆は他の納豆と違う。納豆ってあまり違いがわからないことが多いのだけどこれははっきりとわかる。すごく美味しい！というのとはちょっと違うのだけど、（もちろん美味しいのだけど）違う！のです。
お店編
「栞栞（しおりしおり）カフェ」
京都の和カフェ。朝モーニングを食べるためにふらっと入った。古民家を改装したかなりゆったりとした店内。いろんな意味で行き届いていた。料理もしかり。かなりゆっくりと休めた。また行きたい。
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10.ニュースichi「羊子のアルバム購入方法」
『日々はありふれていて残酷で めちゃくちゃに愛おしくて時々ひどく退屈で でもうたいつづけていたい』（2500円）
『指一本で倒されるだろう』（2000円）
『ピラニアの棲む湖』（2300円）
『狂った手』（2000円）
ご購入方法：
1.下記メールフォーム又はメールアドレスまでアルバム名、枚数、お名前、送付先をお知らせください。
2.確認のメールを返信します。そこに代金の振込先をお知らせします。代金は銀行振込でお願いします。送料は何枚でも200円です。
3.ご入金の確認をしたら発送してメールにてお伝えします。
よろしくね。
mail@hitsujilabo.com
http://www.hitsujilabo.com/mail/mail.html
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11.羊子へのメッセージ
「羊子からの手紙」読んでくださってどうもありがとう。感想もらえるとうれしいです。メールアドレスの変更なども送ってくださいね。
メール：
mail@hitsujilabo.com
http://www.hitsujilabo.com/mail/mail.html
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「羊子からの手紙 六十通目」制作・編集：秋山羊子／HITSUJI LABO
